「毎日遅くまで残業しているのに、給与明細を見るとガッカリする…」
東京近郊の現場で働く若手エンジニアから、こんな相談をよく受けます。私自身、エンジニア歴10年のなかで、かつては低レイヤーの下請け現場でヘトヘトになるまで働いていました。でも、ある準備をしてからクラウド領域やSalesforceなどの需要が高い分野へシフトし、フリーランスとして独立できたんです。
ぶっちゃけ、年収が上がらないのはあなたの技術力不足のせいじゃないケースがほとんど。問題は「働く場所」と「事前準備」にあります。勢いで会社を辞める前に、まずは以下の5つを試してみてください。
1. 自分のスキルの棚卸しと市場価値のチェック
いま担当している業務を一度紙に書き出してみましょう。「こんな細かい作業、アピールにならない」と思っていることでも、他社から見れば宝の山だったりします。
IT業界のトレンドとして、クラウド移行やデータ利活用の案件は依然として単価が高い傾向にあります。自分が触ってきた技術が、市場のどのポジションに位置するのかを冷静に見極めるのが第一歩ですね。
2. 業務自動化・需要の高いスキルの「ちょい足し」
今の現場でできる範囲でいいので、日常業務を自動化するスクリプトを組んでみるのがおすすめ。Pythonで簡単なデータ処理を自動化したり、Salesforceのような需要の尽きないクラウドサービスを少し勉強してみたり。
- 社内の手作業タスクを自作ツールで短縮した経験
- クラウドサービスの基礎資格を1つ取得した事実
これだけで、面接での印象はガラリと変わります。実務経験+αの行動力が評価されるわけです。
3. 固定費を限界まで下げて「生活防衛資金」を作る
お金の不安があると、転職活動でも強気になれません。「次が決まらなかったらどうしよう」と焦って、また同じような多重下請け企業を選んでしまうのが一番もったいないパターンです。
私はFP3級の知識を活かして、家賃や格安SIMへの切り替え、クレカ(プラチナプリファード等)のポイ活を徹底しました。半年〜1年ほど暮らせる資金があるとメンタルが安定します。結果として「自分を安売りしない」強気な交渉ができるようになるわけです。
4. 多重下請け構造から抜け出せるルートの調査
給料が上がらない最大の理由は、商流が深い(3次請け、4次請け)現場にいるからです。いくらあなたが優秀でも、元請けの手前で中間マージンを取られては手取りが増えるはずもありません。
直受け・高単価案件を扱う経路を選ぶ
転職エージェントやフリーランス向けサービスを選ぶときは、企業の直請け案件をどれだけ持っているかを確認してください。案件の流れるルートを変えるだけで、同じ作業内容でも年収が100万円以上変わるケースは珍しくないですからね。
5. 職務経歴書を「成果・数値化」で書き直す
職務経歴書に「〇〇の経験あり」と書くだけでは不十分。「〇〇を使って作業時間を月20時間削減した」というように、具体的な数字で成果を伝える工夫をしましょう。
企業側が見ているのは「この人は自社に入ってどんな変化をもたらしてくれるか」です。自動化や効率化で数字を出した経験は、どんな企業でもウケが良いポイントになります。
まとめ:焦らず準備すれば、環境は必ず変えられる
今の環境に不満があっても、いきなり飛び出すのはリスクが高いもの。まずは働きながらスキルを棚卸しし、生活費の基盤を整え、正しいルートを探すことから始めてみてください。
「自分一人だと、どこから手をつければいいか分からない…」という方もいるはず。
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